「東京消防庁Ⅰ類の1回目に落ちたけれど2回目も受験できる?」、「2回目の方が難しい?」と不安に感じている方もいるでしょう。
2026年度の消防官Ⅰ類・教養試験方式では2回目も実施され、採用予定者数は60名、第1次試験は9月6日です。
1回目に不合格でも、受験資格を満たせば再挑戦できます。
当記事では、東京消防庁Ⅰ類2回目の日程や倍率、1回目との違い、合格対策まで詳しく解説します。
ぜひ参考にご覧ください。
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東京消防庁Ⅰ類2回目とは


東京消防庁の消防官Ⅰ類には複数の試験方式があり、教養試験方式では1回目と2回目の採用試験が実施されます。
まずは以下の2点を理解しておきましょう。
「2回目だから特別な採用区分になる」というわけではありません。
それぞれ詳しく説明します。
消防官Ⅰ類の教養試験方式で実施される2回目の採用試験
東京消防庁消防官Ⅰ類は、大学卒業程度の試験です。
教養試験方式には1回目と2回目が設けられており、別の日程で受験できます。
東京消防庁の採用情報でも、消防官Ⅰ類について「教養試験方式1回目・2回目」として区分されています。
つまりⅠ類2回目は1回目より上位・下位の試験ではなく、同じ消防官Ⅰ類を目指す採用試験です。
1回目で合格できなかった方にとっては、同じ年度内でもう一度東京消防庁を目指せる機会となります。
1回目に落ちても2回目を受験できる
Ⅰ類1回目で不合格になっても、受験資格を満たしていれば2回目への再挑戦が可能です。
また、2回目という名称でも、1回目の受験者だけを対象とした再試験ではありません。
1回目を受験していない方でも、受験資格を満たして申込みを行えば2回目から受験できます。
1回目を経験した方は、本番の雰囲気や時間配分、自分の苦手分野を把握できている点を活かしましょう。
「落ちた」で終わらせず、2回目へ向けた改善材料にすることが大切です。
【2026年度】東京消防庁Ⅰ類2回目の日程


2026年度の東京消防庁消防官Ⅰ類2回目は、秋に試験が実施されます。
主な日程は、以下の通りです。
| 項目 | 2026年度Ⅰ類2回目 |
|---|---|
| 採用予定者数 | 60名 |
| 申込み期間 | 7月2日~7月31日 |
| 第1次試験 | 9月6日 |
| 第1次試験合格発表 | 9月30日 |
| 第2次試験 | 10月24日 |
| 最終合格発表 | 11月17日 |
| 第1次試験会場 | 東京 |
| 第2次試験会場 | 東京 |
2026年8月19日時点では申込み期間が終了しているため、申込み済みの方は9月6日の第1次試験へ向けた対策を進める時期です。
1回目と2回目では試験時期が異なる
2026年度Ⅰ類1回目は春を中心に選考が行われるのに対し、2回目は第1次試験が9月、最終合格発表が11月に設定されています。
そのため、1回目に不合格だった方でも、結果を振り返ってから2回目まで一定の対策期間を確保できます。
ただし、教養試験だけに集中し、一次試験後から論文・面接対策を始めると準備が遅れる可能性があります。
1回目の結果を確認した段階で課題を整理し、複数の試験対策を並行して進めましょう。
東京消防庁Ⅰ類1回目と2回目の違い


東京消防庁Ⅰ類1回目と2回目では、採用される職種そのものは変わりません。
ただし、採用予定者数や試験時期、会場などには違いがあります。
主な違いは以下の通りです。
違いを理解したうえで、2回目に合った受験準備を進めましょう。
採用予定者数
2026年度は、Ⅰ類1回目より2回目の方が採用予定者数は少なく設定されています。
| 項目 | 1回目 | 2回目 |
|---|---|---|
| 採用予定者数 | 280名 | 60名 |
| 第1次試験 | 4月26日 | 9月6日 |
| 最終合格発表 | 6月30日 | 11月17日 |
2回目は採用予定者数が少ないため「1回目より受かりにくいのでは」と感じる方もいるでしょう。
しかし、採用予定者数が少ないだけで倍率が決まるわけではありません。
実際の受験者数や最終合格者数も関係するため、募集人数だけで難易度を判断しないことが大切です。
試験内容は基本的に同じ
Ⅰ類教養試験方式では、第1次試験で教養試験・論文試験・適性検査・資格経歴評定など、第2次試験で身体・体力検査や個人面接が行われます。
そのため「2回目だけ特別な試験が追加される」といった制度ではありません。
1回目を受験した方は、本番で感じた時間配分や論文作成などの課題を振り返り、同じ失敗を繰り返さないよう準備してください。
2回目は第1次試験会場が東京のみ
2026年度Ⅰ類1回目では東京以外にも第1次試験会場が設定されていますが、2回目は東京で実施されます。
地方在住の方は、勉強だけでなく交通手段や宿泊場所も早めに確認しておきましょう。
長距離移動によって睡眠不足になれば、本来の力を発揮しにくくなります。
試験前日に余裕を持って移動できるスケジュールを考えてください。
東京消防庁Ⅰ類2回目の倍率は高い?


2回目について気になりやすいのが倍率です。
確認しておきたいポイントは、以下の3つです。
それぞれ見ていきましょう。
2026年度2回目の倍率は試験後に確定する
東京消防庁では、採用試験について応募者数・一次受験者数・一次合格者数・最終合格者数・倍率を公表しています。
倍率は実際の試験結果をもとに算出されるため、第1次試験前の段階で正式な倍率は確定しません。
そのため、インターネット上で予想されている数字を「今年の倍率」として受け取らないよう注意が必要です。
過去の試験結果は参考になりますが、受験者数は年度によって変わります。
最新の数字を確認する場合は、東京消防庁が公表する試験結果を確認しましょう。
2回目は採用予定者数だけで難易度を判断しない
2回目は1回目より採用予定者数が少ないため、狭き門に見えます。
しかし、実際の倍率は受験者数との関係で決まります。
採用予定者数だけを見て「2回目だから絶対に難しい」と判断するのは早いでしょう。
倍率そのものは受験生が変えられません。
一方で教養試験の得点、論文の完成度、面接の受け答えなどは対策によって改善できます。他の受験生の人数を気にしすぎるより、自分の弱点を減らすことに時間を使いましょう。
倍率より各試験で基準を下回らないことが重要
東京消防庁の採用試験では、各科目で一定の基準を満たす必要があります。
教養試験だけ得意でも、論文や面接などで十分な評価を得られなければ最終合格にはつながりません。
教養試験の得点を確保するとともに論文を時間内に仕上げる練習を行い、面接や体力検査にも早めに備えることが重要です。
倍率の数字だけを見るのではなく、選考全体で弱点を残さないようにしましょう。
東京消防庁Ⅰ類2回目は1回目より難しい?


結論として、2回目だから試験問題そのものが必ず難しくなるとはいえません。
東京消防庁は、1回目と2回目を教養試験方式として案内しており「2回目の問題を難しくする」といった制度は示していません。
押さえたいポイントは、以下の2つです。
「2回目だから不利」と考えるより、1回目から何を改善できるかに目を向けましょう。
2回目だから試験問題が難しくなるとは限らない
Ⅰ類2回目も、同じ教養試験方式で実施されます。
そのため「2回目だから難問ばかり対策しなければならない」と考える必要はありません。
東京消防庁の出題形式に合わせて過去問を解き、自分が正解すべき問題を安定して取れる状態にすることが重要です。
また、論文・面接なども含めて評価されるため、筆記だけに対策を偏らせないようにしましょう。
1回目不合格者は弱点を把握して再挑戦できる
1回目を受験した方には「実際の東京消防庁の試験を経験している」という材料があります。
教養試験で時間が足りなかったなら問題を解く順番を変え、数的処理で失点したなら重点的に復習できます。
論文を書き切れなかったのであれば、構成と時間配分を見直せるでしょう。
1回目の結果を「不合格だった」で終わらせず、2回目の学習計画を立て直すために活用することが重要です。
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現在の学習状況や1回目で感じた課題を整理し、限られた期間で何を優先するか明確にしておきましょう。
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東京消防庁Ⅰ類2回目の試験内容


東京消防庁Ⅰ類2回目では、第1次試験と第2次試験が実施されます。
主な試験内容は、以下の通りです。
一つの科目だけに集中せず、選考全体を意識して準備してください。
教養試験
教養試験は大学卒業程度の五肢択一式で、知能分野27題・知識分野13題の合計40題を2時間で解きます。
知能分野は文章理解・語句の用法・英文理解・判断推理・空間概念・数的処理・資料解釈、知識分野は人文科学(国語・歴史・地理)と社会科学(法学・政治・経済・社会事情)の2分野だけです。自然科学は出題分野に入っていません(令和8年度 受験案内)。
2回目を受験する方は、1回目で間違えた分野を確認するだけでなく、本番の時間配分も見直しましょう。
過去問は知識を確認するだけでなく、本番と同じ時間を意識して解くことで実践的な対策につながります。


論文試験
Ⅰ類では、論文試験も行われます。
論文では、与えられたテーマについて自分の考えを明確にし、理由や具体例を加えながら筋道立てて説明する力が必要です。
普段から時間を計り、テーマの確認、構成作成、執筆、見直しまでを本番時間内に終える練習をしてください。
1回目で文章を書き切れなかった方は知識量を増やすだけでなく、構成を考える時間や書き始めるまでの時間を短縮することも意識しましょう。


適性検査・資格経歴評定
第1次試験では、適性検査が行われます。
また、対象となる資格やスポーツ・音楽などの経歴を評価する資格・経歴評定もあります。
資格・経歴評定を申請する方は、証明書類など必要な手続きを事前に確認してください。
資格があれば、必ず合格できるわけではありません。
教養試験や論文などの基本的な試験対策も並行して進めることが大切です。
身体・体力検査
第2次試験では、消防官として職務を遂行するために必要な身体・体力・健康度が確認されます。
体力検査には、1km走や腕立て伏せなど複数の種目が含まれます。
一次試験直前まで勉強だけを続け、合格後から急に運動を始める方法はおすすめできません。
筆記試験の勉強時間を確保しながら、継続的にトレーニングしましょう。
個人面接
第2次試験では、個人面接が行われます。
「なぜ消防士なのか」、「なぜ東京消防庁なのか」などを、自分の言葉で説明できるようにしておきましょう。
文章を丸暗記すると、想定外の質問をされた際に回答が不自然になりやすくなります。
質問の角度が変わっても、自分の考えを軸に回答できる状態を目指してください。
東京消防庁Ⅰ類2回目に合格するための対策5選


2回目で合格を目指すなら、1回目と同じ勉強を繰り返すだけではなく課題を整理したうえで対策を組み直すことが重要です。
特に意識したいのは、以下の5つです。
2回目までの時間を無駄にしないため、それぞれ確認していきましょう。
1回目の結果から苦手分野を洗い出す
1回目で不合格だった方が最初に行うべきなのは、勉強量を闇雲に増やすことではありません。
まず「なぜ合格できなかったのか」を具体的に振り返ります。
教養試験なら知識不足だけでなく、時間配分や問題を解く順番、簡単な問題の取りこぼしなども確認してください。
論文や面接についても「苦手だった」で終わらせず、何を改善すれば評価を高められるのかまで考えましょう。
知能分野を中心に教養試験を立て直す
教養試験では判断推理や数的処理、文章理解など、短期間では伸ばしにくい分野もあります。
残り時間が限られている場合は過去問を解いて自分の得点状況を把握し、頻出分野と苦手分野の優先順位を決めましょう。
全てを完璧にするのではなく、得点できる問題を確実に取ることが重要です。
本番と同じ時間制限を設定し、解く順番まで含めて練習してください。
論文は時間内にまとめる練習をする
論文対策では、文章の内容だけでなく時間管理も重要です。
練習時から時間を計り、テーマ確認・構成作成・執筆・見直しまでを本番時間内で行いましょう。
1回目で構成に時間を使いすぎた方は、結論→理由→具体例→まとめという基本的な流れを身につけることで、書き始めまでの時間を短縮できます。
面接対策を一次試験後に始めない
面接対策は第1次試験の合格発表後から始めるのではなく、早い段階から少しずつ進めましょう。
志望動機や自己PRは、一度文章を作れば完成するものではありません。
実際に声に出すことで「回答が長すぎる」、「結論が遅い」といった課題も見つかります。一次試験の勉強と並行しながら、なぜ東京消防庁なのか、自分の経験をどう活かすのかを整理してください。
体力検査は継続して対策する
筆記試験が近づくと勉強を優先して運動を止めてしまいがちですが、体力検査も選考の一部です。
一次試験後から急激に運動量を増やすと、けがや疲労につながる可能性があります。
ランニングや腕立て伏せなどを継続しながら、筆記試験とのバランスを取りましょう。
1回目に落ちた人が2回目までに改善したいポイント


1回目に不合格だった場合、単純に学習時間を増やすだけではなく勉強方法そのものを見直すことが重要です。
確認したいポイントは、以下の2つです。
1回目の経験を使って、2回目の戦い方を変えましょう。
同じ勉強を続けるだけでは改善につながりにくい
毎日勉強していたのに結果が出なかった場合、勉強量だけが原因とは限りません。
例えば数的処理が苦手なのに知識科目ばかり勉強していれば、大きな弱点は残ります。
論文も、自分で書くだけで客観的に見直さなければ、主張の曖昧さや構成の癖に気づきにくいでしょう。
1回目で何ができなかったのか、その原因は何か、2回目では何を変えるのかまで整理してください。
2回目までの期間から逆算して優先順位を決める
試験までの期間が短い場合、全ての科目を一から完璧にするのは現実的ではありません。
過去問や1回目の結果から、短期間で改善できる分野と継続対策が必要な分野を分けます。
すでに得点できている分野へ必要以上に時間を使わないことも重要です。
教養・論文・面接・体力を試験日から逆算し「何をやるか」だけでなく「今は何を優先しないか」も決めて学習を進めましょう。
東京消防庁Ⅰ類2回目に関するよくある質問


最後に、東京消防庁Ⅰ類2回目に関するよくある質問について回答します。
疑問点を解消するためにも、ぜひチェックしてください。
- Ⅰ類1回目に落ちても2回目を受けられますか?
-
受験資格を満たしていれば、1回目に不合格だった方でも2回目へ再挑戦できます。
1回目の不合格を理由に受験できなくなる制度ではありません。ただし、1回目とは別に2回目への申込みが必要なため、申込期間を確認して手続きしましょう。
- 1回目を受けずに2回目だけ受験できますか?
-
受験資格を満たしていれば可能です。
「2回目」は1回目の不合格者だけを対象とした再試験ではありません。大学や仕事の都合などで春の試験を受験できなかった方でも、申込期間内に手続きをすれば2回目へ挑戦できます。
- Ⅰ類2回目は1回目より倍率が高いですか?
-
年度によって異なるため、一概にはいえません。
採用予定者数だけを見ると2回目の方が少ないものの、実際の倍率は受験者数と合格者数によって決まります。東京消防庁は採用試験結果を公表しているため、倍率を確認する際は正式な試験結果を利用してください。
- Ⅰ類1回目と2回目で試験内容は変わりますか?
-
基本的には、同じⅠ類教養試験方式として実施されます。
第1次試験・第2次試験を通して筆記、論文、適性、身体・体力、面接など複数の観点から選考されます。1回目を受験した方は、本番で感じた課題を2回目の対策へ活かしましょう。
- Ⅰ類2回目に合格するといつ採用されますか?
-
最終合格後は、採用に必要な手続きなどを経て採用へ進みます。
試験に合格した時点ですぐに消防署へ配属されるわけではありません。採用時期やその後の流れについては、東京消防庁が示す最新の採用案内を確認してください。
まとめ 東京消防庁Ⅰ類2回目は1回目の反省を活かして対策しよう


今回は、東京消防庁Ⅰ類2回目について詳しく解説しました。
2回目は、1回目に不合格だった方でも受験資格を満たせば再挑戦できます。
また、1回目を受験していない方でも申込みが可能です。
重要なのは「2回目だから難しい」と考えすぎるのではなく、1回目で見つかった弱点を整理することです。
教養試験だけでなく論文・面接・体力検査まで含めて、試験日から逆算して対策を進めましょう。
「1回目の不合格原因を整理できない」、「2回目までの限られた期間で何を優先すればよいかわからない」という方は、東京消防庁の試験対策に特化した東消塾の公式LINEをご活用ください。
現在の学習状況を整理し、2回目の合格へ向けた対策を進めていきましょう。



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