TOMO LABO消防士になるためのオンラインスクール「東消塾」の講師と代表を務めるTOMO LABOです。
消防士は人気が高く、憧れの職業の1つ。
しかし、どんなやりがいや魅力があるのか、一般的にはあまり知られていません。
そこで今回の記事では、消防士という仕事のやりがいや魅力について詳しく解説していきます。
また、筆者が実際に消防士として働いていたときに感じた「良いこと」や「大変なこと」についても併せてご紹介。
消防士に興味を持っている人や、これから消防士を目指したいという人の疑問を解決します。


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消防士のやりがいとは?


消防士はやりがいを感じることがたくさんありますが、その中でも筆者が消防士として働いてきた中で、特に強く感じたことは、以下の3つでした。
これらのやりがい・魅力は、危険を伴いながらも人のために尽くすからこそ感じられるものです。
決して楽な仕事ではありませんが、やりがいを感じるからこそ、ずっと続けられる仕事でもあります。



現に、僕が消防士になるためのオンラインスクール「東消塾」を運営し始めたのは、「魅力ある消防士という仕事をもっと広めていきたい」という思いからでした。
それでは、消防士のやりがいや魅力について、さらに詳しく解説していきます。
地域や社会に貢献していることを実感できる
消防士は、火災や災害が起きたときにその対応に当たるのはもちろんのこと、施設にある防災設備の点検や、地域の防災指導など、さまざまな面から人々の暮らしを支えます。
このように、おこなう業務のすべてが地域や社会に貢献するものです。
社会の役に立っていると感じられると、やりがいが感じられ自己肯定感も高まりますし、なにより消防士という仕事が誇りに思えてきます。
救助をした人から直接お礼を言ってもらえる
消防士は救助活動において自らの危険を顧みず、人の命を救うことを最優先に考えます。
そのため、救助した人から深い感謝をされることもしばしば。
仕事とはいえ、自分のした行為で相手に直接喜んでもらえるのは、消防士にとっても何事にも代えがたい喜びです。
「ありがとう」というお礼1つで、明日からも仕事を頑張ろうと思えるだけの力をもらえます。
隊員同士の連帯感や絆が感じられる
消防士は単独ではなく常に隊(チーム)で動くため、隊員同士の連携がとても大切です。
過酷な状況の中でも互いに助け合い、支え合いながら業務を遂行できたときには、強い連帯感が生まれます。
また、隊員同士は日々寝食をともにするため、仕事上の付き合いとはいえほとんど家族も同然です。
他の仕事では得られない絆の深さは、日々やりがいを感じさせてくれます。
消防士の主な仕事内容


消防士は火災現場に急行し、消火活動や救助活動をすることは一般的にも知られていますが、他にも仕事があります。
実際に消防士がおこなっている仕事内容をまとめました。
- 消火活動
- 予防活動
- 救助活動
- 救急活動
- 机上業務
火事が起こっていないときも、消防士にはやるべきことがたくさんあります。
中には広報活動やデスクワーク、施設の整備など、あまり目立たない業務も。



これらは一見すると地味に見えますが、実はやりがいを感じる部分は多くあります!


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消防士になってよかったと感じられることや魅力について


やりがいとはまた別に、筆者が消防士という仕事に就いてよかったなと思ったことをご紹介します。
本来はもっとたくさんのメリットやアドバンテージがありますが、今回はその中から特に魅力的だった上記3つの要素について、詳しく解説していきます。



他の仕事にはない要素ばかりなので、それだけでも消防士になる価値はあるでしょう!
安定した収入があり社会的信用力も高い
消防士は地方公務員なので安定した給与がもらえますし、社会的な信用力も高いです。
社会的信用力が高いとどのようなメリットがあるのか、下記にまとめました。
- クレジットカードの審査が通りやすい
- ローンが組みやすい
- 賃貸物件が借りやすい
総務省の「地方公務員給与実態調査」令和7年によると、消防士の給与月額(基本給+諸手当)は約426,274円でした。うち基本給は320,449円です。
賞与(年1,697,349円)を加えると、年収は約681万円になります。



「安定」を考えると、消防士はとても魅力的な仕事ですね。
休みが多い
消防士は、一般的な起業に比べて休みが多く、年間約240日(1年の約2/3)も休みがあります。
これは、1日の拘束時間が長い代わりに休みが多くなる「交代制勤務」という形を取っているからです。
ひと月の出勤日数は11日前後ですが、有給休暇を取ることで、ここからさらに休みは増えます。
このように、消防士は比較的自由な時間が確保しやすく、仕事とプライベートのバランスが取りやすい魅力的な職業です。



僕も消防士として働いていた頃は、本当に休みが多いなと感じていました。
健康的な身体が維持できる
消防士は、働いているだけで健康的な身体を維持できるという魅力があります。
- 日々の訓練業務がある
- 現場で重い機材を持つ
- 勤務時間内に体力錬成(トレーニング)をする時間がある
そもそも体力が必要な仕事なので、健康的な身体はおのずと作られていきます。
何もしなくても体力のある20代ならまだしも、30代・40代になったときにも健康的な身体でいられるのは、とても大きなメリットです。



オフィスで仕事をしている同年代の人と比べて、ハツラツとした雰囲気があるとよく言われます。
消防士として働くうえで感じる大変なこと


消防士は多くのやりがいや魅力を感じられる仕事ですが、決して楽な仕事ではありません。
そのため、働いていて大変だなと感じることも多々あります。
消防士に興味があって、これから消防士を目指そうと考える人は、大変なこともしっかり理解しておきたいところです。
責任とプレッシャーが常につきまとう
消防士は人々の安全と命を守る仕事なので、それに伴う責任やプレッシャーも大きいです。
火災現場では1つのミスが命取りになることもあり、現場では冷静な状況判断が迫られます。
そのため、消防士になる人は精神的にも強くならなければなりません。



命を守るという重要な役割を担う以上、責任やプレッシャーがかかるのは当たり前です。しかし大変である反面、やりがいを感じる部分でもあります。
危険な現場に赴くことがある
消防士は、火災現場や災害現場、事故現場など、危険な現場におもむくことの多い仕事です。
危険を最小限に抑えるために日々訓練はおこなっていますが、それでも大変さは感じます。
- 危険な現場ほど装備が重いため、体力の消耗が激しい
- 火の勢いが激しいと、防火服を着ていても熱を感じる
- 建物が倒壊して下敷きになる可能性がある
さまざまな危険のある現場で、消防士自身も危険と隣り合わせで仕事をします。
これは実際に消防士になってみないと感じられないような大変さです。



悲しいことに、公務中に亡くなってしまう消防士もいます…。
上下関係が厳しい
消防士は非常事態に対応する仕事なので、常に緊張感を持っておかなければなりません。
そのため、どうしても上下関係が厳しくなります。
ただ、この厳しい上下関係は、消火・救助活動で連携を高めるために必要なことです。
皆が上官の指示に従うなか、1人だけ指示に背いて自己判断をしてしまうと、すべての連携が崩れてしまうこともあります。
そのようなことを起こさないためにも、厳格な上下関係が必要です。



体育会系の世界なので、これが嫌な人は消防士になったとしてもすぐに辞めてしまいます。


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消防士になるために必要なこととは?


やりがいや魅力に満ちた「消防士」という職業に興味を持った人は、思い切って消防士になるのを目指してみましょう。
消防士になるためのプロセスは非常に単純です。
これら3つのプロセスを経ることで、消防士として配属が決まります。
一見すると簡単そうに見えるものの、消防士の採用試験はとても難しいことで有名で、誰でも合格するわけではありません。
消防士は厳しい競争の中から選ばれた人だけがなれる、名誉ある仕事です。



そんな名誉ある仕事に就くために必要なことについて、詳しく解説していきます。
受験資格を満たしているか確認する
採用試験の受験資格や受けられる試験の区分は、各消防本部によって異なりますが、基本的には学歴と年齢で分けられます。
僕が勤めていた「東京消防庁」の受験資格・試験区分を例にしてみました。
| 試験区分 | 受験資格 |
|---|---|
| Ⅰ類 | 受験翌年の4月1日時点で29歳以下の人、もしくは22歳以上の大学卒業者および卒業見込み者、また同等の資格を有する人 |
| Ⅱ類 | 受験翌年の4月1日時点で29歳以下の人 |
| Ⅲ類 | 受験年の時点で21歳以下の人 |
どの試験区分でも難易度が高いことに変わりはありませんが、倍率は受験人数が多くなるⅢ類がもっとも高いです。
消防士の採用試験を受ける前に、自分はどの試験区分の受験資格があるのかを確認しましょう。
採用試験に合格する
どの試験区分を受けるのかが決まったら、採用試験を受け、合格することで消防士になれます。
東京消防庁の試験内容を、以下にまとめました。
| 1次試験 | 教養試験 |
| 論(作)文試験 | |
| 適性試験 | |
| 2次試験 | 体力試験 |
| 口述試験(面接) |
試験内容は受ける消防本部ごとによって異なりますが、基本的には上記のように1次試験で筆記試験、2次試験で体力試験や面接がおこなわれることがほとんどです。
1次試験の難易度はとても高く、教養試験に至っては科目も多岐にわたるため、しっかりとした事前準備が重要になってきます。



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消防学校に入る
消防士の採用試験に合格したら、約6ヶ月間「消防学校」に入ります。
この消防学校は、学校教育法に基づく通常の学校とは異なり、消防組織法に基づいて作られた教育施設です。
- 消防活動おける基礎的な知識・技能
- 消防士に必要な心構え
- 集団行動において規律を守る大切さ
消防学校を卒業し、配属先と配属される部隊が決まることで、ようやく消防士としての仕事が始まります。



試験に合格したらいきなり現場に出るわけではなく、ちゃんと基礎的な訓練をしてから仕事ができるので安心です!
よくある質問
- 消防士のやりがいにはどのようなものがありますか?
-
地域や社会への貢献を実感できること、救助した人から感謝されること、隊員同士の強い連帯感が得られることなどがやりがいとして挙げられます。
- 消防士になって良かったと感じることは何ですか?
-
安定した収入と高い社会的信用力があること、休みが多く自由な時間を確保しやすいこと、働くだけで健康的な身体を維持できることが挙げられます。
- 消防士として働くうえで大変なことは何ですか?
-
命を預かる責任やプレッシャーが常にあること、危険な現場に赴く機会が多いこと、規律を守るための上下関係が厳しいことが大変な点です。
消防士のやりがいについてのまとめ
消防士は、社会に直接貢献できるやりがいや魅力のある仕事です。
休みが多かったり、健康的な身体が維持できたりと、感じられるメリットもさまざま。
もちろん楽な仕事ではなく、大変なことも多々ありますが、それを超えるだけの「おもしろさ」があります。
ただ、試験の難易度が非常に高いため、誰でもなれるわけではありません。



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