
消防士になるためのオンラインスクール「東消塾」の講師と代表を務める友口です。
消防士がどんな待遇が受けられるのかは、これから消防士を目指そうか迷っている人にとって、目指すかどうかを決める重要な判断材料です。
今回の記事では、消防士に関してよくある質問の1つ「消防士は公務員なのかどうか」について詳しく解説していきます。
最後まで読めば、きっとあなたも消防士を目指したいと思えるようになるはずです。



消防士になって後悔しないためにも、事前にちゃんと仕事に関する知識を入れておきましょう!


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消防士は地方自治体で働く地方公務員
消防士は、都道府県や市町村など地方自治体で働く「地方公務員」の一種です。
公務員であるわけですから、当然給料は国民の税金で賄われています。
そのため公務員として責任を持ち、地域住民のために一生懸命働かなくてはいけません。
地方公務員としてのポジションをより深く理解するためにも、以下のことについて解説していきます。
消防士になるには各自治体の公務員試験を受ける必要がある
消防士になるには、自分の入りたい消防本部がある自治体の公務員試験を受けなければいけません。
公務員試験と言っても、筆記だけではなく、体力試験などもある消防士独自の試験です。
- 1次試験:教養試験・論作文試験・適性試験
- 2次試験:体力試験・面接試験
受験資格や試験日程、難易度は各自治体によって異なります。
どのような試験概要なのかは各自治体のホームページに載っていますので、調べてみましょう。
東京23区においては自治体のホームページではなく、東京消防庁が一括して試験を行っています。
なお、消防士の採用試験は倍率が非常に高く、毎年多くの受験者が不合格になるほど高難度で有名です。



生半可な覚悟で消防士になるのは夢のまた夢。
当然ながら、1次試験で受からないと2次試験にも進めません!




消防士と違い警察は国家公務員?
消防士は全員が地方公務員で、消防士のトップである「消防総監」ですら東京都の地方公務員です。
対して警察は、地方公務員・国家公務員のどちらにもなることができます。
警察官の9割以上は地方公務員ですが、いわゆるキャリア組と呼ばれる警察庁勤務の人は国家公務員です。



警察の中でも上位4つの地位(警視総監・警視監・警視長・警視正)は国家公務員だと考えると、キャリア組がいない消防士はチャンスがありますね!
総務省消防庁に勤める人は国家公務員
総務省消防庁の職員は消防士(消防吏員)ではなく官僚で、当然ながら国家公務員です。
実働部隊はおらず、各消防署への指揮権も持っていません。
一般的にイメージされる消防士とはまったく異なる仕事だということを知っておきましょう。



1つ注意したいのが、東京消防庁は東京都の組織の1つであって、総務省が管轄する消防庁とはまったく別の組織です。


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消防士は地方公務員だから年収が高い?


総務省「地方公務員給与実態調査」令和7年から、消防士の平均給与額を見てみましょう。
- 平均給与月額(手当込み):426,274円
- 平均ボーナス(期末・勤勉手当):1,697,349円
- 平均年収(概算):約681万円
続いて、全職業の平均給与額です。
国税庁「民間給与実態統計調査」令和7年分によると、正社員(正職員)の平均給与は約559万円、全体では約487万円でした。
全職業の平均年収よりも、消防士のほうが100万円以上も高いことがわかります。



もちろんこの数字は階級・年齢・勤続年数などすべてを平均した値です。実際にもらえる給料とは異なりますので注意しましょう。


消防士が地方公務員として得られるメリット3選


消防士は地方公務員だとよくわかったところで、地方公務員として得られるメリットを3つご紹介します。
仕事をするうえでの魅力でもありすので、消防士を目指すかどうか決めるときの判断材料にしてみましょう。


雇用が安定している
公務員は法律で雇用が守られているため、不当な理由でクビになることはありません。
もちろん消防士は生涯勤めるとなると体力的な限界がありますが、昇任して現場に出ない階級になれば、体力を気にせず一生続けられる仕事です。
勤続年数によって必ず昇任できる部分もあるため、雇用の安定性と併せて、将来設計がしやすいのが嬉しいですね。



不当な理由でクビにならないというだけで、もちろん悪いことをすれば懲戒処分が下ります。
収入が安定する
公務員の給料は税金で賄われているため、一般企業のように「契約件数が減ったから給料が減った」ということがありません。
勤続年数が長くなればなるほど、消防士の給料はほぼ間違いなく増えていきます。
ノルマ等の数字に追われることなく仕事ができるため、日々の仕事は大変であれど余計な心労がありません。



追う数字がないと日々の業務に集中できるので、それは本当に良いところです。
社会的信用度が高い
公務員は社会的に信用度が高い仕事です。
社会的な信用度が高いと、以下のようなメリットがあります。
- クレジットカードの審査に通りやすい
- ローンが組みやすい
- 賃貸契約がしやすい
しっかりとした収入が担保されるため、上記のような審査系にめっぽう強くなります。



一般企業の正社員でも十分信用度はありますが、それ以上に信用度は高いです!
よくある質問
- 消防士は国家公務員ですか、地方公務員ですか?
-
消防士はトップの消防総監も含め全員が地方公務員で、都道府県や市町村など地方自治体で働いています。
- 消防士になるにはどんな試験を受ける必要がありますか?
-
入りたい消防本部がある自治体の採用試験を受ける必要があり、筆記や論作文に加え体力試験なども課される独自の試験です。
- 消防士の平均年収は他の職業と比べて高いのですか?
-
消防士の平均年収は全職業の平均年収より100万円以上高く、地方公務員として収入面でも安定しています。
まとめ:地方公務員である消防士は魅力的な仕事
今回の記事のまとめです。
- 消防士はトップの「消防総監」を含め、全員が地方公務員
- 平均的な年収は、全職業の平均値よりも100万円以上高い
- 地方公務員ならではのメリットがたくさん受けられる
消防士は地方公務員としてさまざまな魅力があることがわかりました。
しかし、試験に合格して実際に消防士になるのは大変です。
消防士試験に合格するかどうか少しでも不安があったり、勉強に関して悩みがあったりする場合は、「東消塾」の無料相談を受けてみましょう。



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