海上保安庁の採用試験は、多くの受験生が筆記試験を重視しがちですが、実際には面接試験(人物試験)も非常に重要です。
中でも、海上保安学校学生採用試験の一般課程を受験する場合は、配点比率の約57%を面接が占めており、重要度が非常に高くなっています。
加えて、A〜Eの5段階評価で、D判定以下は即不合格という足切りルールもあります。
本記事では、評価基準についてや面接カードの書き方、頻出の質問と回答のコツ、対策のステップまで、面接の全体像をまとめました。
読み終えるころには、「何を・いつから・どのように準備すればいいか」がクリアになっているはずです。
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海上保安庁の面接試験の仕組み


面接対策で重要なのは、「どのような形式で、何を基準に、どのように評価されるのか」を正確に知ることです。
仕組みを理解することで、試験対策の精度が高くなります。
そこで本章では、面接の実施形式・所要時間・評価の基準・足切りラインまで、面接試験の基本情報について詳しく紹介していきます。
面接試験はどのように行われる?
多くの場合、面接試験は受験者1人に対して面接官3人の個人面接で行われます。
集団面接やグループディスカッションはありません。
時間は約20分で、質問は面接カードに書いた内容を軸に深掘りされるスタイルが中心です。
つまり、「面接カードで何を書いたか」が面接の出来を大きく左右します。
10〜15問ほど質問されるため、1問あたりの持ち時間はそこまで長くありません。
「質問には1分程度で簡潔に答える」という意識を持っておきましょう。
面接官が見ている6つの評価基準
以下の評価観点は、人事院が公開している資料において、人物試験における主な評定項目・着眼点として過去に示されたものです。
海上保安庁の面接で、以下の項目がそのまま採点基準になるとは断定はできませんが、国家公務員の人物試験で重視される観点を把握するための参考にはなるはずです。
- 積極性(意欲・行動力)
- 自らの考えを積極的に伝えようとしているか
- 考え方が前向きで向上心があるか
- 目標を高く設定し、率先してことに当たろうとしているか
- 困難なことにもチャレンジしようとする姿勢が見られるか
- 社会性(他者理解・関係構築力)
- 相手の考えや感情に理解を示しているか
- 異なる価値観にも理解を示しているか
- 組織や集団のメンバーと信頼関係が築けるか
- 組織の目標達成と活性化に貢献しているか
- 信頼感(責任感・達成力)
- 相手や課題を選ばずに誠実に対応しようとしているか
- 公務に対する気構え、使命感はあるか
- 自らの行動、決定に責任を持とうとしているか
- 困難な課題にも最後まで取り組んで結果を出しているか
- 経験学習力(課題の認識・経験の適用)
- 自己の経験から学んだものを現在に適用しているか
- 自己や組織の状況と課題を的確に認識しているか
- 優先度や重要度を明確にして目標や活動計画を立てているか
- 他者から学んだものを自己の行動や経験に適応しているか
- 自己統制(情緒安定性・統制力)
- 落ち着いており、安定感があるか
- ストレスに前向きに対応しているか
- 環境や状況の変化に柔軟に対応できるか
- 自己を客観視し、場に応じて統制することができるか
- コミュニケーション力(表現力・説得力)
- 相手の話の趣旨を理解し、的確に応答しているか
- 話の内容に一貫性があり、論理的か
- 話し方に熱意、説得力があるか
- 話が分かりやすく、説明に工夫、根拠があるか
引用元:人事院
海上保安庁の面接では、面接官がそれぞれの受験生をA〜Eの5段階で評価し、合否の判定を行います。
D・E評価は、他の試験の点数がどれだけ良くても不合格です。



面接では「高得点を狙う」よりも、「致命的なミスを絶対にしない」ことを最優先に考えるとよいでしょう。
面接試験の配点比率
「面接は配点が低い」と思い込んでいる受験生が一定数いますが、それは受験する課程や区分によります。
受験案内に記載されている試験種目と、その配点比率は以下のとおりです。
| 試験種目 | 一般課程 | 航空・管制・海洋科学課程 |
|---|---|---|
| 基礎能力試験 | 3/7 | 3/8 |
| 学科試験 | 実施なし | 3/8 |
| 人物試験 (面接) | 4/7 | 2/8 |
| 試験種目 | 一般課程 |
|---|---|
| 基礎能力試験 | 2/7 |
| 学科試験 (多肢選択式) | 2/7 |
| 学術試験 (記述式) | 2/7 (各科目1/7) |
| 人物試験 (面接) | 1/7 |
| 試験種目 | 一般課程 |
|---|---|
| 基礎能力試験 | 3/6 |
| 課題論文試験 | 2/6 |
| 人物試験 (面接) | 1/6 |
作文試験(海上保安官採用試験以外)・身体検査・身体測定・体力検査は得点化されず合否判定のみのため、最終合格の総合点に反映されるのは上記の種目だけです。
面接試験を特に重要視すべきなのは一般課程で、総合点の約57%(4/7)を面接試験が占めています。
どの課程でもD・E評価は足切りされてしまううえに、配点比率も高いため、面接は合否を左右する重要な試験です。



筆記試験対策と同じ熱量で、面接試験対策にも取り組んでください。
【重要】面接カードの完成度は合否に直結する


面接対策というと「質問への回答を準備する」ことばかり考えがちですが、実はそれ以上に重要なのが面接カードの作り込みです。
なぜなら、面接官は面接カードに書かれた内容を読みながら「次にどの質問をしよう」と決めているからです。
つまり、面接カードに書いた内容がそのまま面接の質問になるということです。
カードに書かれた内容が浅ければ浅い質問しか生まれず、アピールのチャンスが減ってしまいます。
面接カードの完成度は面接官からの第一印象にも影響するため、絶対に高いクオリティで仕上げましょう。



本章では、面接カードの記入項目についてや、OK例とNG例の比較を通じて、「合格するための面接カード」を作る方法を解説します。
面接カードの記入項目
面接カードに記入する項目は以下の5つです。
それぞれの項目が面接で「どのような質問につながるか」を意識しながら書くことで、「書いた内容→想定される質問→回答の準備」という流れでスムーズに準備できます。
- 受験の動機
- 印象に残っている体験(学校生活や職務、社会生活、ボランティア活動、その他での体験)
- 関心事項(最近関心を持った出来事、日頃興味を持って取り組んでいることなど)
- 趣味・特技など
- 自己PR(自分の長所について)
面接カードはWeb上で受験を申し込んだ後、パーソナルレコード(マイページ)からダウンロードでき、そのままWeb上で入力が可能です。
記入済みのPDFファイルをA4サイズで片面印刷したものを3部用意し、2次試験当日に持参・提出してください。



海上保安官採用試験(初任科)のみ、面接カードのダウンロード先が異なるため注意しましょう。(人事院NAVI上の専用ページからダウンロード)
志望動機のOK例・NG例
面接カードの中でも、面接官がもっとも注目するのが「受験の動機」の欄です。
この欄に書いた内容は、面接で最初に聞かれる志望動機の質問に直結し、深堀りされる可能性も高めです。
具体的にどのように書けば合格に近づくのか、OKパターンとNGパターンを比較してみましょう。
OK例
高校1年の時、海難事故の報道を見る中で、荒波の中から船の乗員を救助する海上保安官の姿を目にしました。危険な状況でも冷静に判断し行動するプロの姿に強く心を打たれ、私も海の安全を守る仕事に就くのだと決意しました。陸上部で6年間培った持久力や継続力、忍耐力は、厳しい訓練や任務にも活かせると考えております。将来は、冷静な判断力を持ちながら、チームで連携して人命救助ができる海上保安官になりたいです。
→ 原体験+感情+自分の強み+貢献意欲がすべて含まれている。
NG例
私は昔から海が好きで、将来は海に関わる仕事がしたいと考えていました。海上保安庁は、海の治安を守る仕事だけでなく、人命救助など幅広い業務に携わることができる点に魅力を感じています。責任が大きく大変な仕事だと思いますが、その分やりがいも大きいと感じ、志望しました。体力面には自信があるので、訓練にも一生懸命取り組みたいと考えています。
→ 誰でも書ける抽象的な内容で「あなたでなければならない理由」が見えないことに加え、海上保安庁以外の仕事でも成り立つ内容になっている。
OK例とNG例の最大の違いは、「その人にしか書けない具体性があるかどうか」です。
面接官は1日に何十人もの受験者を見るので、「誰にでも当てはまる抽象的な文章」はほぼ記憶に残りません。
あなた自身の原体験を掘り起こし、それを志望動機に織り込むことが、面接カードを合格につなげるための最大のポイントです。
面接試験でよく聞かれる質問内容10選


海上保安庁の面接試験では、志望動機や自己PRだけでなく、組織への理解度・集団生活への適性・仕事に対する覚悟など、海上保安官として働く「適性」を確認する質問がされます。
それぞれ「面接官がその質問で何を見極めたいのか(狙い)」と「答え方のコツ」をセットで解説しますので、自分で回答を組み立てる際のヒントにしてください。



回答は「結論→理由→具体的なエピソード→仕事へどのように活かすか」という順で組み立てると話に筋が通りやすくなり、面接官にも伝わりやすくなります。
①志望動機を教えてください
面接で最初に聞かれる定番の質問です。
数ある公安職の中で「なぜ海上保安官なのか」という明確な理由を持っているかが問われます。
海上保安庁の具体的な業務(領海警備・海難救助・海上交通の安全確保など)に触れつつ、「自分が海上保安官を意識したきっかけ(原体験)」と結びつけましょう。



志望動機の「原体験」は、劇的な出来事である必要はありません。テレビで海上保安庁の特集を見た、海辺で巡視船を見かけたなど、小さな体験でも「その後どう行動したか」を語れれば十分です。
②海上保安大学校ではなく海上保安学校(もしくは逆)を選んだ理由は?
大学校は幹部候補、学校は現場のスペシャリストと、それぞれ目指すキャリアが異なります。
面接官は、その違いを理解したうえで進路を選んでいるかを確認しています。
「現場の最前線で人命救助に携わりたいから学校を選んだ」など、その進路でなければ実現できないキャリアを具体的に示しましょう。
「大学校に受からなかったから」のような消極的な理由は絶対に避けてください。



海上保安学校は卒業後すぐに現場に配属され、、海上保安大学校は4年間の教育を経て、幹部候補として配属されます。この「卒業後のキャリアパスの違い」を理解しましょう。
③海上保安庁の業務で知っていることは?
この質問で試されるのは、組織研究の深さです。
業務内容をどこまで調べてきたかで、志望の本気度が伝わります。
「領海警備」「海難救助」「海上交通」「環境保全」「国際連携」など複数を挙げたうえで、「特に自分は〇〇に関心がある」と1つ深掘りすると、他の受験生との差別化につながります。



海上保安庁は、海洋汚染の防止や灯台の管理、水路の測量など多岐にわたる業務を行っています。あまり知られていない業務にも触れられると、組織研究の深さが示せるでしょう。
④最近の海上保安庁に関するニュースは知っている?
単にニュースを知っているだけでは不十分です。
面接官が見ているのは、その情報をもとに自分なりの意見を持ち、海上保安官の仕事と結びつけて話せるかどうかです。
ニュースの概要を述べるだけでは終わらず、「自分は何を感じたか」「将来どのように関わりたいか」まで踏み込んで話しましょう。
自分の言葉で語れるかどうかで、評価は大きく変わります。



海上保安庁関連のニュースは、公式サイトの「報道発表」やSNSで日常的にチェックできます。面接の2〜3週間前からでも間に合うので、最低3つはストックしておくと安心です。
⑤全寮制の集団生活に不安はある?
海上保安学校・大学校では全寮制の共同生活が始まります。
この質問を通じて、協調性・規律性・継続力・ストレス耐性をまとめてチェックされています。
過去の部活動・寮生活・アルバイトなど、共同生活やチームでの経験を根拠に答えましょう。
多少の不安がある場合でも、「成長の機会として捉えている」と前向きな姿勢を添えれば好印象です。



海上保安学校では約1年間(大学校は約4年間)、すべてが団体行動です。起床・食事・消灯の時間まで決まっているため、「規則正しい生活が苦ではない」ことを伝えられると説得力が増します。
⑥厳しい訓練に耐えられる体力的な自信は?
体力の有無だけでなく、「足りない部分をどう補おうとしているか」という姿勢まで見られています。
努力のプロセスを伝えることが大切です。
「自信があります」の一言で終わらず、数字で裏付けをしましょう。
たとえば「週4回、5kmのランニングを半年間続けています」のように伝えると、説得力が一気に上がります。



体力に自信がない場合でも、正直に「現在〇〇に取り組んで克服中です」と伝えれば問題ありません。面接官が見ているのは、現時点の体力よりも「弱点に向き合う姿勢」です。
⑦希望の管区とその理由は?
海上保安庁には全国で11の管区があり、それぞれ管轄海域や重点業務が異なります。
それぞれの管区の特徴を理解しているか、そして希望外の配属にも柔軟に対応できるかが問われます。
希望する管区と、その管区を選んだ具体的な理由を述べたうえで、「配属先がどこであっても全力で取り組みます」と柔軟性をセットで伝えましょう。
希望だけを一方的に主張するのは逆効果です。



各管区の特徴は、海上保安庁の公式サイトで確認できます。違いを踏まえて話せると、研究の深さが伝わります。
⑧もしも不合格だったらどうする?
一見プレッシャーを与える質問ですが、狙いはシンプルです。
「それでも海上保安官になりたい」という覚悟の強さを確かめています。
迷わず「再挑戦します」と答えましょう。
さらに「次は〇〇を強化して臨みます」と具体的な改善点まで言えると、覚悟の深さがしっかり伝わります。



海上保安庁の採用試験には年齢制限があるので、受験可能な回数を事前に確認しておき、「あと〇回チャンスがある」と把握しておくと、面接での受け答えにも余裕が出ます。
⑨学生生活で印象に残っている経験は?
エピソードそのものよりも、「その経験を通じて何を学び、どのように成長したか」という振り返りの深さが評価されます。
エピソードを話して終わりではなく、「何を学んだか」→「海上保安官としてどう活かすか」の流れまで結びつけましょう。
面接カードの「印象に残っている体験」欄と矛盾しないよう注意が必要です。



「華やかな成功体験」よりも、「困難をどう乗り越えたか」を語る方が面接官の印象に残ります。部活動で補欠だった経験、アルバイトでの失敗など、挫折→克服のストーリーが効果的です。
⑩最後に何か言いたいことは?
面接の締めくくりに聞かれる質問で、「伝え残したことを自ら補えるか」「最後まで積極的に発言できるか」が試されています。
「特にありません」は絶対に避けてください。
決して長く話さず、30秒以内で海上保安官への思いを力強くまとめましょう。
最後に面接への感謝を一言添えると、好印象で締めくくれます。



ここで志望動機とは違う角度からアピールすると、印象の幅が広がります。
海上保安庁の面接対策を進める5ステップ


面接対策は、1次試験合格後に始めるのではなく、できれば1次試験対策と並行して少しずつ進めるのがおすすめです。
面接カードの準備に時間が必要となるため、合格発表後にゼロから始めると時間が足りなくなってしまいます。
本章でご紹介する5つのステップをもとに面接対策を行うことで、焦らずに準備ができるでしょう。
自己分析をする
1次試験の2ヶ月前
自己分析は面接の土台となります。
ノートに以下を書き出すところから始めてください。
- 自分の強み・弱み
- 志望動機の原体験
- 学生時代に力を入れたこと
- 自分の価値観
- 将来の展望
自己理解が深まると、面接カードに記載した内容と面接で実際に話す内容にズレがなくなりますし、深堀りの質問が来たときにも「根拠」を持って対応しやすくなります。
面接カードを書く
1次試験後すぐ
自己分析をもとに面接カードを作成します。
作成する際は、自己分析で整理した内容をもとに、以下の点を意識しましょう。
- 結論が先に伝わる文章になっているか
- 抽象的な表現になっていないか
- 自分の経験談が入っているか
- 海上保安官の仕事につながる内容になっているか
可能であれば、学校の先生や家族、友人など、第三者に読んでもらい、添削してもらいましょう。
自分では自然だと思っていても、他人から見ると「伝わりにくい」と感じることはよくあります。
想定質問リストを作る
面接カード完成後
面接カードの内容から「ここを深掘りされそう」という質問をリストアップします。
加えて、本記事でご紹介した「よく聞かれる質問内容」への回答も準備しましょう。
以下のチェックリストで、準備の状況を確認してみてください。
- 志望動機を1分以内で説明できるか
- 「なぜ海上保安官なのか」という質問に具体的な理由で答えられるか
- 大学校ではなく学校(もしくは逆)を選んだ理由を説明できるか
- 海上保安庁に関連するニュースを最低でも1つ語れるか
- 集団生活への適性を具体的なエピソードで示せるか
- 希望管区と、希望外の配属への覚悟を両方言えるか
- 「最後に一言」のスピーチを用意してあるか
このチェックリストで「できていない」と感じた項目があっても、焦る必要はありません。
本番までに埋めることができればよいので、この段階では「自分の弱点を見える化する」ことに集中しましょう。
声に出して練習する
2次試験の2週間前
面接対策で意外と見落とされがちなのが、「声に出す練習」です。
頭の中で考えることと、声に出して話すことはまったく別物です。
実際に話してみると、「思ったよりも長くなってしまった」「話の順番が前後して伝わりづらくなってしまった」といった問題が見えてきます。
鏡の前で話したり、スマートフォンで録画・録音をしたりして、表情や姿勢、聞き取りやすさ、テンポなどを確認しましょう。
模擬面接を受ける
2次試験の1週間前までに
本番前に、最低でも1回は模擬面接を受けておきましょう。
模擬面接を受けることで、本番での落ち着きや安定感が大きく向上します。
プロに相手役を頼むのが理想ですが、依頼するのが難しければ学校の先生でもかまいません。
第三者の目線からフィードバックをもらうことで、自分では気づかない弱点が浮き彫りになります。
まとめ
面接試験は、準備の量と質が合否を分けます。
本記事でご紹介した内容を実行するだけでも、試験を通過できる確率が大きく上がるはずです。
しかし、「自分の志望動機がこれでいいのか判断できない」「面接カードを客観的に見てほしい」「本番さながらの雰囲気で模擬面接をしたい」という方は、プロの力を借りるのも1つの選択肢です。
「東消塾」は消防士の採用試験だけでなく、海上保安庁の採用試験に対するサポートも行っています。
最短で合格を目指したい方や、独学が不安な方は、ぜひ入塾を検討してみてはいかがでしょうか。
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